くまとり散策コースまっぷ 植物編
【もくじ】
①フユイチゴ ②オオバヤシャブシ ③コバノミツバツツジ ④ヤマモモ
⑤ウグイスカグラ ⑥ショウジョウバカマ ⑦ホタルカズラ ⑧ヒメハギ
⑨アオモジ ⑩センボンヤリ ⑪ササユリ ⑫オカトラノオ
⑬オオバノトンボソウ ⑭コクラン ⑮ツリガネニンジン ⑯キンミズヒキ
⑰ナンバンギセル ⑱アケボノソウ ⑲ホオノキ ⑳シャシャンボ
㉑ヒヨドリバナ ㉒クズ ㉓ハギ ㉔アレチヌスビトハギ
㉕ミソハギ ㉖モチツツジ
⑨【アオモジ】
・クスノキ科の落葉小高木で近畿〜沖縄の山野の日当りのよいところ生える。
・雌雄別株で葉と同時かすこし早く開花し花期は3〜4月である。
・樹皮は緑褐色、新枝は暗緑色の無毛で葉とともに芳香がある。
・葉は互生で葉身は長さ7〜15cm、幅2〜4.5cmの長楕円状披針形で先端は長く鋭く尖る。
・雄花は雌花より大きく多い、卵円形で、4〜5個ある。雌花はやや小さく、3〜4個。
・遠くから見ると、雄株は枝に花がびっしりとつき、雌株はぱらぱらとした感じがする。
・巫女さんの持つ鈴のようにも見える。
・黒文字と同様芳香があるのでお茶席の楊枝材として使われる。
(引用元:松江の花図鑑・写真提供;阿久澤)
⑬【オオバノトンボソウ】
・ラン科 地生の多年草 別名=ノヤマトンボ、ヤマトンボソウ
・根は紡錘状で肥厚、茎は単一で直立し、高さは25-60cmに茎の翼状になる稜が目立つ。
・葉は互生し、下方の2-3枚が大きく、長楕円形又は狭長楕円形で、最下部の葉は長さ7-12cm、幅2.5-3.5cmになる。
・茎の中部以上につく葉はしだいに小型になり、披針形になり苞に続く
・花期は6-7月。総状花序に黄緑色の花を10-25個まばらにつける。
(引用元:ウイキペディア・写真提供;阿久澤)
⑭【コクラン】
・小型の地生ランのひとつ。細長い棒状の偽球茎の先から紫色の地味な花を咲かせる。
・ラン科の多年草で、地上にはえる。細長い偽球茎が独特であるが。
・花も小さく、地味なランである。
・偽球茎は多肉質、緑色で、細長い円筒形をし、大部分が地表から上にあって普通は直立する 。
・常緑性で葉は二年にわたって残る。
・花茎は葉の間から立ち上がり、高さ30cm程になり、3-10程の花が総状につく。
・花は1cm足らず、全体に紫褐色で少しつやがある。側花弁は細くて反り返り、唇弁は丸っぽくて中央が前に突き出す。
・低山の常緑樹林内に生える。薄暗いところで見かけ、明るいところには出ない。
(引用元:ウイキペディア・写真提供;阿久澤
⑰【ナンバンギセル】
・ハマウツボ科の寄生植物でイネ科の単子葉植物(イネ、ススキ等)の根に寄生する。
・葉緑素が無く、寄主の根から吸収した栄養分に依存して生育する。
・全長は15-50cm。葉は披卵形、長さ5-10mm、幅3-4mm
・花期は7-8月、赤紫色の花を1個つける[3]。花冠は筒型で、唇形になる。
・蒴果は球状で、種子の大きさは0.04mm
・ススキなどの雑草の成長を阻害し、ナンバンギセルによる生物的除草効果の可能性が示される。
(引用元:ウイキペディア・写真提供;阿久澤)
⑲【ホオノキ】
・モクレン科の落葉高木で樹高30 m、直径1 m以上になるものもある。
・樹皮は灰白色、きめが細かく、裂け目を生じない。
・葉は大きく、長さ20 cm以上、時に40 cmにもなり、大きさはトチノキに並び葉柄は3-4 cmと短い。
・葉の形は倒卵状楕円形、やや白っぽい明るい緑で、裏面は白い粉を吹く。
・葉は互生するが、枝先に束生し、輪生状に見える。
・花も大型で大人の掌に余る白い花が輪生状の葉の真ん中から顔を出し、真 上に向かって開花する。
・花は白色または淡黄色、6月ごろ咲き芳香がある。
・葉は芳香があり、殺菌作用があるため食材を包んで、朴葉寿司、朴葉餅などに使われる。
・比較的火に強いため味噌や他の食材をのせて焼く朴葉味噌、朴葉焼きの材料として利用される。
(引用元:ウイキペディア・写真提供;阿久澤)
㉓【ハギ】
・マメ科ハギ属の総称で落葉低木。花期は7月から10月。
・背の低い落葉低木ではあるが、木とは言い難い面もある。
・種類が色々あり、いずれも比較的よく似た外見である。
・葉は3出複葉、秋に枝の先端から多数の花枝を出す。
・マメ科植物で、ハギの名を持ったものにメドハギ・ヤブハギ・ヌスビトハギ・ネコハギなど多くのものがある
・通常ハギと云えばヤマハギ、マルバハギ、ミヤギノハギ、シラハギなどを言う。
・古くから日本人に親しまれ、『万葉集』で最もよく詠まれる花でもある。
・山上憶良の秋の七草の詩「萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴朝貌の花」が知られている。
(引用元:ウイキペディア・写真提供;阿久澤)