11月里山保全活動 《2023年11月9日》
18名が参加してカレーを作ってくださるスタッフを残し山に向かいました。
ゆめの森公園への道路で“高速道路”の下、トンネルを抜けて右に折れ200メートルほどの左手が目指す“ヒノキ林”です。

この数年大阪山の日間伐で利用させて頂いている効果か、樹木の間隔が広がり木々も元気に育っています。
一方足元にはつる草や笹竹が生茂り、早速刈払い機を始動させ整備に取り掛かりました。

当日は3本を伐倒する予定で、それぞれ予定の樹木にテープを巻き、周りの安全性を点検しました。

伐り倒すときに一番厄介なのは近くの木に引っかかる『掛かり木』です。
それを緩和すため数本伐り倒すことにしました。
伐るのは、先日『チェンソー』講習会に参加してライセンスを取得したスタッフが、エンジンをふかしながら“伐倒デビュー”です。

お昼は定番の『具沢山カレー』です。

午後は最近人気で在庫が少なった“薪つくり”、本日使用の草刈り機やチェンソー、ノコギリの整備をして終了しました。

10月「里山保全活動」 《2023年10月12日》
記録的な猛暑だった夏から、今年は”秋“が駆け足でやってきた。
とっても過ごしやすい気候の中、19人の会員が集まって里山保全活動に取り組みました。
今日の取り組みは11月実施の南中学校“間伐体験"の舞台となるヒノキ林に出かけ山の整備、
また秋の菊花展用の花台となる竹を伐りだすことです。
今年も南中学校の里山体験は『野田地区』のヒノキ林で間伐体験を実施します。
今年は中学1年生が12組に分かれ12本を伐採する予定です。
ラジオ体操で体をほぐした後12人が車に分乗してヒノキ林に向かいました。
この山は急斜面が続き生徒たちの作業には、安全確保がとても大事です。
伐り倒す予定の幹にはテープで目印をつけてあり、その周辺の枯れ木や
足場のじゃまになる木々を伐採し中学生が安全に活動できるよう整備しました。
途中で休憩を取りお昼前に、“薪”の材料となるヒノキを軽トラに積み込みふれあい広場に向かいました。
菊展示花台用の竹伐りも終了しており、広場で合流しました。
お昼は久しぶりの『特性カレー』に舌鼓を打ち英気を養いました。
午後は間伐でやり残した大きな枯れ木の伐採、杭用のヒノキ材皮むき、薪作りを行いました。
里山保全・和田山整備 《2023年9月7日》
酷暑の8月が過ぎて爽やかな9月…のはずでしたが今年の夏は異常です、
真夏日の気温の中19名の会員が参加して活動に取り組みました。
今日の取り組みは
- 16日の流しソーメン用の竹伐り
- 和田山登山道の整備
です。
ラジオ体操でウォーミングアップをして2班に分かれ活動を開始しました。
『竹伐り班』は双和の山へ向かうことにしました。この山ならソーメン流しの孟宗竹はもちろんのことお椀づくり、おはしづくり、レーを支える支柱などすべて調達できます。
山への道は大変荒れていて、天井に頭をぶつけそうになる程車が揺れます。
山頂に着いてそれぞれ分担を決め作業にかかりました。
1時間ほどで所定の竹を切り終わり軽トラいっぱいに積み込みました。
帰路は悪路で荷崩れを起こすハプニングがありましたが、無事ふれあい広場に運び終えました。
『和田山登山道整備班』は地崩れでやせ細った道を、あらかじめ集めておいた山土を土嚢袋に詰め補修して回りました。
お昼は久々の“夏カレー”をお腹いっぱい頂き、午後の作業に向け英気を養いました。
まかない担当の皆さん本当にありがとうございます「感謝!感謝」です。
午後はふれあい広場の整備と別所池沿いに茂った夏草を刈り取りました。
最近、ピザ釜利用が増え急速に需要が増えた“薪づくり”も進め35束完成しました。
和田山周辺整備 《2023年6月5日》
つゆの雨と時おり雲の切れ間から照り付ける夏の日差しを浴びて、和田山周辺の夏草はすごい勢いで生い茂ってきました。
今日はふれあい広場へのアプローチ道や散策道の草刈りを行いました。
参加者15名のほとんどが草刈り機を持って4か所の配置エリアに向かいました。
体育大学から別所池を回るふれあい広場へのメイン道路は、池沿いと谷側の法面にかけての草刈りです。
駐車場は時々草を刈っていますがこの間の雨で、全面に雑草が伸びています。
ふれあい広場の周りの道路も凄い草たちです。
和田新池から緑のトンネルを抜けて別所池への登り道は枯れ葉が山積し、切れ落ちた谷筋にはススキやダンチクが道路に溢れています。
東谷池沿いの散策道は側溝へ枯れ葉がつまり梅雨の雨があふれ出ます。
それぞれ午前中に作業を終え、帰宅の道はどこも3時間前と様変わり。
やり終えた達成感を味わいました。
5月里山保全活動 《2023年5月11日》
もうすっかり夏を迎えた暑さの中で里山保全活動を行いました。
今日の主な取組は新たに開設した“ミカン園”で、東側の密林が午前の陽ざしを遮りますので、間伐して日当たりを良くします。
次に、今年の大型連休中のふれあい広場利用者がとても多く、中でもピザ釜の利用者が大幅に増えました。
そのおかげで“薪”の利用が増え、在庫が殆ど無くなり、集中的に補充することにしました。
ミカン園横の雑木伐採は山林の地主さんから「なんぼでも伐ってええよ」と快諾いただいて、畑の法面沿い7~8本を伐採することにしました。
先ず足元の倒木を玉切りして足場を良くして開始。
チェンソーのエンジン音をうならせながら順調に切り進みます。
お昼前には予定の間伐を終えました。
薪割り班は剣道師範の名人と薪割りベテランの2人がかりで割って、数人の束づくりスタッフが専用の金輪に詰め、午前中に56束完成しました。
お昼は、最近メニューに工夫を凝らし、楽しいランチを提供してもらっています。
~今日はどうかなァ~
今回は、新玉ねぎをたっぷり溶け込ませ、牛肉たっぷりのカレーです。
「うまいー!」あまりのおいしさに、しっかりお替りして午後のエネルギーを補充しました。
夏日の陽ざしで、くたばりかけた体力もすっかり回復し午後の活動に取り組みました。
翌日の朝、陽ざしを見るとだいぶん改善されミカン苗達も嬉しそう。
伐採したカナメモチの幹には小鳥の巣穴がありました!!
シジュウカラが利用していたようです。
4月里山保全活動 《2023年4月6日》
永楽桜まつりのイベントを終え、何だか晴れ晴れとした心持で毎月恒例の「里山保全活動」に取り組みました。
里山グループでは、4月29日の『水と緑の和田山ぱーくまつり』で“ヒノキの皮むき”のコーナーを担当しますが、これがすごく人気の催しです。
今日はこのイベントで使うヒノキの丸太伐り出しです。
2mの丸太を20本伐り出しに、野田地区の山林に向かいました。
この山では大阪府が砂防ダムの工事を進めていますが、現地に着くとビックリです。木材を使った大きなダムが2基でき、いつもの様相と大きく変わっています。
木の幹にグレーのテープが巻き付けられたヒノキを目印に、メンバーを3組に分け伐採にかかります。急斜面で足場の確保が難しく、先ず安全第一で取り組みました。
道路側に向かって倒れるようにロープをかけ引き倒すと、掛かり木もなくスムースに伐採できました。2mに玉切りすると、1本のヒノキから3~4本の丸太が取れました。
お昼前には目標の20本を切り終わり、ふれあい広場に搬送しました。
お楽しみのランチは具だくさんの『豚汁』です。担当メンバーが腕によりをかけお代わり自由の、大なべいっぱい作ってくれました。
毎回のことながら作業で、お腹が減った体には何よりのごちそうです。
前回の里山保全活動での竹炭を窯から出したり、
また炊飯棟と学習棟の踏み板作りなど、それぞれ張り切って頑張りました。
3月里山保全活動《2023年3月9日》
気温が21℃を上回り初夏を思わせる晴天の中23名の会員が参加して、今月も多岐にわたって活動しました。
【竹炭焼き】
2月の炭焼き&ピザ焼きイベントで窯入れしていた1~3号窯への火入れです。
早朝5時半に作業開始。燃料の枯れ竹を割って6時に点火しました。
竹はよく燃えます、火炎はすぐに窯を通って煙突から勢いよく煙が立ち上ります。午後5時まで燃やし続ける予定ですが、その間つきっきりで竹を追加し、窯に燃えカスが溜まると掻き出して燃やし続けます。午後4時半ごろに火を止め、窯を密封し翌日に繋ぎました。
【畑のり面の藪整備】
今年から『ミカン園』となる畑から会員の野菜作りの畑に続く東側“のり面”の整備です。やがて本格的な春になると手が付けられない深い藪となります。春前に伐採しようと取り組みましたが、以前切った竹や雑木が堆積して作業が進みません。まずこれを取り除き焼却することにしました。堆積クズを取った後、刈払い機やノコを使って伸び始めた竹や雑木を伐採しました。
【シイタケ菌の植付】
2月の里山保全活動で東谷池の谷筋の倒木から伐り出したコナラのほだ木30本にシイタケ菌を植え付けました。ほだ木は前回と合わせて65本、シイタケ栽培園に寝かせて菌の回りを良くします。うまくいけば今年の年末ごろから生えてくるかも!?
【美味しい~ 特性カレー】
活動の楽しみは何といっても昼食のカレーです。今日は特製の具材が盛りだくさん、ブルーベリー園工事の方々も一緒にお腹いっぱい頂きました。
【みかん苗木植え】
今年から『ミカン園』スタートです。もち米水田として利用した田んぼに今年改造中のブルーベリー園から出た良質の“土”を入れて、みかん栽培に最適な高い畝を作りました。そして和歌山から仕入れた苗が今日到着!!
昼から総出で植え付けました。
【松枯れの伐採】
毎月進めている『和田山の松枯れ伐採』に今回も取り組みました。
【花壇植栽】
立派な花壇ができあがりました。「大阪府緑化配布事業」で頂いたカンツバキ、ヒラドツツジ、アジサイなどを植えました。
2月「里山保全活動」《2023年2月9日》
小春日和の暖かい天気に誘われ24名の会員が、里山保全活動に参加しました。
今日の活動は①11日イベント用の竹の伐り出し②東谷池谷筋の倒木処理③ほだ木へのシイタケ菌の植付です。
11日のイベントは「竹炭焼き体験とピザ焼き」で、参加者にテーマの一つ「炭焼き」を体験してもらいます。
1月の活動で炭焼きを“練習”して数年ぶりの炭焼きですので窯の点検、竹割器具のチェック、手順の確認など会員の記憶をたどりながら万全の準備を行いました。
今日はイベントで使う孟宗竹の補充のため、いつもの竹林ではなく〔竹林の地主さんの〕民家での伐採です。
東谷池谷筋の倒木は2019年の台風で根こそぎ倒れ、谷間に埋まったコナラの大木です。この大木の生命力はすごいもので、根っこの一部が谷の斜面につながっていたため枯れることなく、天に向かっていくつもの枝から新芽をのばしています。
今日は、無理をせずできる範囲で伐採して谷筋の整理を行います。
伐採には散策道から垂らした4本の15mロープを伝って、チェンソーを担ぎ倒木まで下ります。現場に着くと枝のからまり具合を見定め、安全を確保できる枝から順番に伐っていきます。斜めになった幹の上での作業は足場の確保もままならなず、体力と高度なチェンソー操作技術がいります。
玉切りにした大きな幹をロープに結び付け力を合わせ引っ張り上げ、軽トラに積み込みます。倒木の2/3ほどを切り終わってお昼となり、あとは次回に残し広場に向かいました。
ランチメニューはいつもの美味しいカレーです。昼の日差しを浴びながら、石垣に腰かけ、お腹いっぱい頂きました。
シイタケ菌の植付となるほだ木は、1月里山保全活動の日に別所池の道筋に覆いかぶさった木の除伐で入手した約50本のコナラです。朝から菌の寸法に合わせたドリルで穴をあけ打ち込みました。
打ち込み終わるとシイタケ園に運び6~7年たって役目を終えた木と入れ替わりに並べ、スプリンクラーも設置して来年以降のシイタケ収穫を準備しました。