HOME  >  イベントの記録

イベントの記録

バックアップ

バックアップ~イベントの記録(2017/04~2022/04)を表示
バックアップ~イベントの記録(2022/07~2023/04)を表示

見出川をきれいにしよう《2024年3月17日》

少し曇空の天気でしたが、高田地区から11名の方が参加され、熊取町河川課から4名、私たちグリーンパーク熊取も多数参加し、見出川の河川清掃が実施されました。

開会のあいさつで藤原町長は「この活動は熊取町の事業の一つです」と述べられ、グリーンパーク熊取が長年取り組んだ活動をこのように熊取町として評価していただくと本当にうれしい限りです。

また一般参加で、参加をくり返されているうちに娘さんは高校生へと成長された5人家族や、去年は乳母車で参加されたお子さんはよちよち歩きで参加、他にも泉佐野からの参加など、河川にそれぞれの歴史を刻みながら楽しい雰囲気の中、活動が行われました。

今日の河川は活動を始めたころに比べとってもきれいで、地域住民の皆さんの日頃のご努力がはっきりとうかがわれます。

上流域の清掃


ちびっこ広場周辺



あ!つくしが芽を出しています

「これだけ集めました」ご苦労様でした!!

本当にきれいになりましたが、上流からの流れに乗って”ゴミ”は絶え間なく流れてきます。
自然のいたずらに負けず来年もまた頑張りましょう。

冬の鳥を探そう 《2024年2月18日》

「野鳥が大好き」の皆さんが、大勢イベントに集まってくれました。
受付を始めたところ別所池西側の水辺に大きな鳥がたたずんでいます。
早速、スコープを構えると‟ダイサギ„発見です。
受付もそこそこに子どもたちは踏み台に立ってのぞきこみます。

首にかけた双眼鏡で覗き「あ、見えた!!」と大喜びの子どもも。
楽しい観察会になりそうな予感いっぱいです。

受付で「バードウオッチング」のガイドブックをもらい、広場に集まりご挨拶。


鳥たちはみんな早起き、早速かんさつに出かけました。
ダイサギがいた別所池をもう一度眺めましたが、ダイサギは池のさらに端っこに移動して膝のあたりまで水につかって水面を凝視しています。そろそろ獲物をみつけたかな!?
池の中央にキンクロハジロを1羽発見、潜っては浮かんでいます。


東谷池に移動、途中の茂みでメジロが群れを成して飛び交い、けたたましい鳴き声を交わしています。
池の東側の岸辺に何やらたくさんの生き物が。カメの甲羅干しです。
外来種のミシシッピアカミミガメで在来種のカメにとって代わり、カメの世界を制覇し我が物顔の一団です。

いつもはカワウやオシドリが見られますが、今日はカメばかりで水鳥の気配がありません。
遠くの山の端に何か発見した模様です。スコープをセットするとトビがジーッとこちらを見つめています。
2台のスコープをセットしてかわるがわる観察しました。

「すごい!威厳に満ちた顔だち、感動です」お母さんが興奮気味です。

和田新池展望台を回って再び別所池に向かいましたが、ヒヨドリやメジロの鳴き声そしてウグイスは春本番の鳴きですが、
姿は確認できません。


満開のお寺の梅林を右手に見ながら、成合地区の民家へ。
・・・いました!屋根瓦のてっぺんにイソヒヨドリが美しい瑠璃色の頭髪に茶色の胸毛を張りだしてりりしくたっています。

ふれあい広場に戻って姿を見たり、鳴き声を聴いた鳥たちを確認する「鳥合わせ」を行いました。ぜんぶで12種類でした。

ピザ焼きと炭焼き 《2024年2月10日》

まるで「春かな~!?」と勘違いするほど暖かく抜けるような青空のもと‟ピザ焼き„と‟炭焼き„をコラボしたいイベントが開かれました。
予約開始の日は30分で定員いっぱいとなるほど、皆さんが待ちに待ったイントとなりました。


参加者はラジオ体操で体をほぐした後、炭焼きとピザ焼きの二組に分かれそれぞれ配置に着きました。

【炭焼き】
炭焼きは窯に竹を入れて焼き終わるまで何日もかかります。
今日は竹を切って窯に入れるまでの体験です。
ノコギリをもって大きな孟宗竹に挑みます。最初はぎこちなかった子どもたちが「引くときに力を入れて」とアドバイスを受けると、何回か伐り進むうちにとっても上手になります。

次は竹割の珍しい道具で4等分に割り、次に節を取り窯に隙間なく詰め込みます。

真ん中の窯はスタッフが、ひと月前からこのイベントで焼きあがった竹炭を見てもらうためため焼いた窯です。
窯の蓋を取ってお披露目です。小学・高学年の数人が窯を固めていた土を運び作業を手伝います。(うれしい!!)

窯から炭が出されると「おーおー」と歓声が沸き、希望者に差し上げました。

【ビザ焼き】
ピザ班は、ピザ生地にトッピングして焼きあがるまでを取り組みます。

先ず、アルミホイールを使ってピザ生地を載せる皿を作り、その上に生地を置いて、スタッフがテーブルいっぱいに具材の入ったお皿を並べた、トッピングテーブルに移動します。
「オイルをしっかり塗ってね」、オリーブオイルをたっぷり塗り、その上にピザソースを塗って、お好みの具材をトッピングします。

「よーしこれでいいぞー」トッピングが終わると、上に煙除けのアルミホイールをかぶせて、名前を書き窯入れを待ちます。
窯に入れてしばらく待つと「焼けたよー!」、名前が呼ばれます。
アルミホイールを開けるとこんがりと焼けたピザが顔を出します。

早速ピザカッターで6等分に切って食事テーブルに移動。
仲間が揃うのを待って「頂きま~す」、「チョー美味しい!」。

満足の歓声を上げながら、「こんなおいしいピザは初めてや」仲間たちと楽しく歓談しながら、チョー満足の笑顔でした。

“七草粥”と 新春・野草観察会 《2024年1月8日》

今年に入って一番冷え込んだ朝でしたが、青空からまばゆい陽がさし込むと
ポカポカと暖かさを感じる1月8日、今年初めてのイベント『七草粥と新春・野草観察会』が行われました。

*セリ*ナズナ*ゴギョウ*ハコベラ*ホトケノザ*スズナ*スズシロ
平安時代から続く正月7日に、無病長寿を願って七草を摘んで食べる習慣を、グリーンパークでは毎年この時期に実施してきました。今年はコロナの第5類への移行に伴い“おかゆ”も提供し、コロナ禍前の内容で実施しまた。
参加募集定員は去年の倍30人としましたが即日満員の盛況ぶりです。
朝の冷え込みの中、未就学児からご高齢者まで多彩なメンバーが元気に集まりました。

グリーンパーク代表の「先人の健康増進の知恵にあやかり、おかゆを食べことし一年元気に過ごしましょう!」との挨拶に続き、“野草博士(!?)”が七草のサンプルを示しながら「これは毒セリですよ」と正しい七草の探し方を説明しました。

「それでは七草摘みに行きましょう!」
参加者を3班に分け、それぞれ参加者の質問に応えられるメンバーを配置し出発しました。

先ずブルーベリー園の周りを探索。「これ、ゴギョウ?」「うん、これは柔らかくておいしいよ」楽しく会話を交わしながら摘み採って行きました。
更に歩を進め、成合地区を抜け赤い柿の実が青空に映える田んぼのあぜ道を通って採取。

暖かい“おかゆ”が待つふれあい広場に帰り
「それではみなさんが摘んだ七草を見せてください」摘んできた袋を開いてしっかり点検し、栽培種のスズナ(蕪)スズシロ(大根)はあらかじめ準備して、ちゃんと7種類揃うようにお手伝いしました。

炊飯棟から「おかゆできましたよ!」の呼び声が聞こえ、配膳の列に並び「いっぱい食べてよ!、お代わりもあるよ!」とうれしい案内にさそわれ、お椀いっぱいのおかゆをそれぞれの食卓に持ち寄り、昼食開始!!


「熱い!」「うまい!」の歓声が飛び交う中楽しく会話しながら食事が進みました。
 「芋粥もできましたよ!」と炊事スタッフからうれしい案内が聞こえます。すかさず何人も並び「イモは美味しい!」、「おかわり」、皆さんお腹いっぱい食べてとても満足そうでした。

おわりにあたり副代表が参加のお礼を述べ、今後のイベント日程を紹介し散会しました。

しめ縄を作ろう 《2023年12月17日》

令和5年締めくくりのイベント『しめ縄を作ろう』が応募枠いっぱいの31人が参加して行われました。
昨夜の雨は上がりましたが時折小雪の舞う、とっても寒い一日でした。

イベント準備のため数日かけ藁や“だいだいミカン”の仕入れ、ゆずり葉採取など、前日まで水引や半紙などのパーツを参加者に確実に渡せるよう、袋詰めにして念入りに準備を重ねてきました。
特に、今まで“だいだい”の取り付けに苦労している様子が見られましたので、ビニタイで“ヘタ”にしっかりと巻き付け緩まず固定できるように手を入れました。

廣田代表の力強い挨拶に続きイベント責任者佐野より詳しい説明がなされました。


手渡された藁束を持ち広場のブルーシートで藁をしごき、木槌で藁をたたいて柔らかくして編みやすくします。

そして、いよいよグリーンパーク直伝のしめ縄編みです。
藁束を天井から吊るしスタッフが上端を持ち、お客さんが束を3等分してしっかりとねじりあげ、呼吸を合わせ左のパートナーに渡し巻きあげます。何度か繰り返していくと“力強いしめ縄”ができあがります。

組みあがるとハサミできれいに散髪して“下がり”を取付、縁起物の紙垂やだいだいミカン、ゆずり葉を結び付け紅白の水引をかけると「市販のしめ縄ではとても作れない」立派な、マイしめ縄の出来上がりです!!!


元旦の玄関に、堂々としたこのしめ縄が飾られ、幸多かれと願う新年の門出を祝うことでしょう。

おおさか「山の日」《2023年11月11日》

大阪府では「府民一人ひとりが身近にある森林の重要性を知り、森林の保全にかかわっていくことが重要」として、11月第2土曜を中心に府下全域で「山の日」のイベントを行っています。
熊取町では11月11日土曜日に『緑と自然の活動推進委員会』主催で
①ハイキング②間伐体験③美化推進の取り組みを行いました。

①雨山ハイキング 26名参加
参加者を3組に分け312メートルの山頂を目指しました。
今回は幼児連れの方が多く登頂を少し心配しましたが、抱っこをせがむこともなく順調な足取りで踏破(?)しました。

なかには、鳥や植物に興味を持っている子がいて「あっタカや!」と指さし教えてくれる少年や、「これフユイチゴで食べられるよ」と説明すると一生懸命摘み採っていました。サルノコシカケには大人も子どもも興味津々の様子でした。


②間伐体験 19名参加

ふれあい広場で“安全第一の装具”ヘルメットをかぶり3班それぞれの色に分かれたジャケットを着て、20分ほど徒歩で山に向かいました。

山の入り口でノコギリを渡し紐で腰に結わえ、すっかり“木こり”姿になって班ごとに目的の樹木の下に集まりました。

「どっちに倒そうー」、梢の空間をみんなで見定め方向が決まったら楔形の“受け口”をつくり、ロープをかけみんなで引っ張ります。交代でがんばって伐っていくと“バキバキ”と音がします。掛け声に合わせてロープを引っ張ると“バリバリ、ドスン!!”と轟音とともに樹木がたおれ思わず「やったー」歓声とともに拍手が沸き上がります。

たおれた木の枝を払い、2mの長さに玉切りを行います。
みんな積極的にノコを引き動き回る姿に、森とのかかわりにとても興味を持ってくれたことが実感できます。

③永楽ダム周辺クリーン化 商工会婦人部8名参加
赤いお揃いのジャケットをはおって、今年も商工会婦人部の皆さんが参加してくれました。永楽ダムへの道中やダム周辺で入念にゴミを拾い、森林の美観を保ち、汚さず(荒さず)育てる気持ちの大切さをアピールしました。


お昼は炊事スタッフが腕によりをかけた美味しいカレー!!

おかわりリクエストが相次ぎ、大盛3杯をたいらげた小学生も・・・
「頑張って作った甲斐がありました」とスタッフも大喜びでした。

秋の野鳥観察会 《2023年10月22日》

秋晴れのいい天気の中「秋の野草観察会」が行われました。

参加者は14人、その半数は子どもたちで小学2年生4名を筆頭に元気で可愛い幼児たちです。

近在の池ではカルガモなどの飛来の便りが聞こえる中、期待をもって皆さん参加です。まだスタート前には、すぐ前の別所池に水鳥を見つけスコープを向けるとカモ数羽が見れました。

 

挨拶を交わした後、コース最初の東谷池に向かいました。

この数年は農業用水の大きな取水管が設置され、稲刈りが終わるまで池の底が丸出しになるほど水がありません。

そのせいかカメさんが甲羅干しをしている程度で水鳥は全く見当たりません。

例年向こう岸の高い梢にまっていたトビもいません。森の中からはヒヨドリの鳴き声がけたたましく聞こえ、時々ヒヨドリ独特の羽ばたいては胸をそらす飛び方で森をわたる姿が見られます。

「去年はミサゴが飛んでいましたのにね~」と、つぶやくベテラン参加者の声をよそに、子どもたちはユリの種を取り出し地面にまき散らし「来年はユリの花いっぱいだね」とか、バッタを取ったり、黒いトカゲをつかまえて大はしゃぎ。子どもたちの行動力はいつも大人がはめる枠を超えて進むんですね。

新池展望台へ来て遠くを見渡しますが、肝心の野鳥の姿はありません。毎年谷底からシジュウカラなど『カラの混群』が遡上して、シジュウカラのネクタイ姿を間近に観察できるのですが・・・・。

 

坂を下ってそして上って別所池へ向かいました。乳母車で幼児同伴のお父さんは軽々と担いで階段を上り下りしています。父(母?)は強かった‼。

別所池でも野鳥の姿はありません。

甲羅干しの亀さんばかり。それでも子供たちは興味津々で代わる代わるスコープを覗いてはしゃいでいます。

 

住宅街に出てやっとイソヒヨドリがアンテナに止まり、野鳥の姿を観察できました。

最後の〝鳥合わせ″では殆ど鳴き声でしたが16種類確認できました。

納涼流しそうめん 《2023年9月16日》

コロナ禍、2019年以来4年ぶりの「納涼流しそうめん」。延べ4日間に亘り、孟宗竹の切り出しから竹割り・竹節の削り取り、高低差を利用した特製スライダーの設置、お箸とお椀作りの下準備など経験豊富なグリーンパークの老獪パワーが遺憾なく発揮されたイベントとなりました。

残暑厳しい中、三連休の初日は好天にも恵まれ、家族連れ・お友だち・老々夫婦など、近隣の市や町からも多くの方々にご参加頂きました。

このイベントは少し工夫を凝らし、スタッフが予め小さく切った竹を参加者が鋸とカッターナイフでお箸とお椀に作り上げる工程とスライダーを流れる清水に氷で冷やしたそうめんを流し、手作りのお箸ですくい取り、薬味の入ったお椀で味わうという、物作りと涼味たっぷりな屋外の催しです。(小さいお子さん達には水流が速くそうめんのキャッチは少し難しかったかも?)

短い時間でしたが、子ども達の元気溢れる笑顔とかん高い声が野活広場いっぱいに拡がり、食欲の秋と野活広場の深まる自然を満喫して頂けたのではないでしょうか。

来年も暑い夏が近づいたら、野活の夏の風物詩「納涼流しそうめん」を思い出し、ぜひまたご参加ください。

町長の挨拶
美味しいね!
いつもご参加ありがとう!

「大菊の福助仕立てに挑戦」講座第3回《2023年9月2日》

3回シリーズの本講座も7月8日にスタート以来、いよいよ最終回を迎えました。

毎年、この時期は台風が発生、接近の季節ですが、今年は沖縄南西諸島付近に台風が接近はしつつあるようです。またコロナ禍もやや落ち着いていますがまだまだ油断できません。このような中での講座開催となりました。

 受講生は1名欠席で9名が出席。受講生持参の7月29日に5号鉢に定植した苗は例年になく猛暑が続き、全体的に例年より低く、生育が良くないように感じられました。

このような中、作業開始。先ず、前回敷いた水苔を外し、止め肥として乾燥肥料、オルトラン粒剤(防虫剤)散布、そして増し土をし、水苔敷き、支柱立てと順調に作業が終了。

 

リピーターの受講生は手早く、初めて参加の受講生にはグリーンパークのサポーターが丁寧に指導し、最後に十分な灌水で作業終了。        

講座の後半は、今後9月下旬頃までに蕾が付き、10月下旬の開花までの大事な生育期間中の灌水と液肥散布、成長抑制のBナイン処理、病害虫への消毒、脇芽摘み、適正な摘蕾の方法、開花時の輪台取付け方法等などの管理作業を説明、まだまだ予断を許さない今後の管理作業の説明に熱心に耳を傾ける、或いはメモを取る受講生に意気込みが感じられました。今年は公民館が工事中の為、野外活動ふれあい広場で受講生の福助菊展示会を行うのでぜひ出品して頂き、きっとふれあい広場の来場者が大輪の福助菊を見る事が出来る事を期待し、来年の再会を約束し終了しました。

講義風景
スッタフからのアドバイス
完成

くまベジカレー《2023年8月27日》

わりかし若い百姓の会主催の「くまベジカレー」が野外活動ふれあい広場で開催!子ども達が、熊取町で採れた野菜とお米を使ってカレーを作っています。イベントには、80人を超える参加をいただきました。熊取町でも若手農家は頑張っています。



(投稿者の許可を得て、インスタより転載!)

スライド写真
大盛況でした!

夏休み子供自然教室(水てっぽう)《2023年8月5,6,19日》

今年の「夏休み子ども自然教室」は“水てっぽう”が3回にわたって行われました‼️今日はその最終日で、最後の大人と子どもの水かけ合戦ではびしょ濡れになりながら大変盛り上がりました!

子供も、大人も、本気で水のかけ合い!想像以上にズブ濡れになりましたが、すっきり気分爽快とっても楽しい夏の思い出になりました!娘は既に来年の水鉄砲も参加する気満々です。朝早くから準備等ありがとうございました!毎月のふれあい広場楽しみにしております。(お客様のコメント)


みんな上手に水てっぽう作れたよ!
水てっぽうより行水

「大菊の福助仕立てに挑戦」講座第2回《2023年7月29日》

連日35℃を超える猛暑が続く中の開催になりましたが、10名の受講生全員元気なお顔を見せていただきました。このような時こそ熱中症に気を付けながら、花の手入れで癒しのひと時を過ごしたいものです。

  

 今回も前回同様ソーシャルディスタンスを取りながら78日の挿し芽講座より3週間経過し、いよいよ5号鉢への定植です。うまく発根しているか、スタッフも気になりながら10名の受講生を迎え、講座の開始です。気になる苗の生育状況は、本年は梅雨明け後連日の猛暑となり苗の生育管理が難しい状況でした。受講生のお家での苗の生育環境の違いにより例年以上に生育状況にバラツキが見られ、全6本が無事育った方、あるいは6本が全滅してしまった方など非常にバラツキが見られました。その後予備苗を補充配布し、全員が5本以上の苗で次の工程に進める事が出来ました。

数工程を工程ごとに説明をしながら5号鉢に定植していきました。ポイントは培養土の突き固め、苗の位置決め等で、グリーンパークスッタフのサポートで、経験者は手早く、初参加の受講生は慎重に作業を進めていました。一連の工程作業終了後、定植以降の管理ポイントとして、施肥のタイミング、成長抑制剤のビーナインの散布方法や時期、水やり頻度や日照管理等、初めての方には少々難しいポイントの説明ですが、熱心にメモを取っていただいていました。閉会後は備品回収や清掃に受講生も積極的に参加していただき、無事終了となりました。ありがとうございました。

次回92日第3回目の講習日には立派に苗が成長している事と熱中症、新型コロナ感染予防に最大のご注意を払っていただき、元気に再会できることを楽しみに散会しました。

定植作業
定植作業
定植作業
定植完成!

「大菊の福助仕立てに挑戦」講座第1回《2023年7月8日》

 「大菊の福助仕立て」とは大菊を5号の小鉢で草丈40㎝ぐらいに育て、しかも大菊に負けないくらいの大きな花を咲かせる方法です。「福助」の名前の由来は大輪の花が咲いたその姿が「福助人形」の様に頭でっかちになる所から付けられたというのが通説になっています。 小鉢なので場所を取らず、持ち運びが容易である、作業の負担が少ない。などの理由で近年特に女性にも人気のある菊づくりです。この講座は3回シリーズとして開催しています。

 さて今年はコロナ禍も第5類移行になり落ち着きを取り戻した中、花好きの10名(男性3名女性7名)の方々が応募されました。内、初めての方が3名で、残りの方々は複数回の参加経験があるリピーターでした。この講座は10数年続いていてリピーターの受講生が多いのが特色です。中には10年以上連続で受講されている受講生もいらっしゃいます。

 本日は3回シリーズの第1回目として、メインの作業は菊の親株から切り取ったさし穂を使った「刺し芽」です。

「刺し芽」の手順説明の後、グリーンパークスタッフにより、刺し芽用土の準備~刺し芽まで丁寧に指導しながらの作業で、初めての方々は慎重に、リピータの方々も手順を思い起こしながら慎重に作業を進められ、約1時間半で作業が完了しました。次回729日の5号鉢への定植時には立派に根付いた苗が出来上がるよう、次回までの管理が苗の出来栄えに関わる重要な注意事項をキーポイントとして説明し講座を終了しました。熱心にメモを取られる姿もあり、各受講生の意気込みが感じられた講座風景でした。

初めての参加者からは、たのしい時間が過ごせて、参加して良かった。との感想が寄せられ、主催者として嬉しく思いました。



   
スタッフのアドバイス
作業は慎重に
手を切らないように
完成です